“腹誹”の読み方と例文
読み方割合
ふくひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柏軒の神を拝する時間はすこぶる長かつた。塾生中には師を迷信なりとして腹誹ふくひし、甚しきに至つてはことに出し、其声の師の耳に達するをも厭はぬものがあつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
面從腹誹ふくひ、抑鬱不平、自暴自棄などの惡癖陋習ろうしふの、我心の底にきざしゝより外、又何の效果も無かりしなり。