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腹鼓
ふりがな文庫
“腹鼓”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はらつづみ
60.0%
はらづつみ
26.7%
はらつゞみ
13.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はらつづみ
(逆引き)
世に
狸
(
たぬき
)
の
腹鼓
(
はらつづみ
)
と伝うる怪談があるも、深更になると遠方の物音が手近く聞こゆるから、山寺の木魚の音などを誤って狸の腹鼓とすることが多い。
おばけの正体
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
腹鼓(はらつづみ)の例文をもっと
(9作品)
見る
はらづつみ
(逆引き)
次郎七と五郎八は、あっけにとられて、
暫
(
しばら
)
く狸の
腹鼓
(
はらづつみ
)
を聞いていました。それから初めて
我
(
われ
)
に返ると、五郎八は次郎七の肩を叩いて言いました。
狸のお祭り
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
腹鼓(はらづつみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
はらつゞみ
(逆引き)
すると、熊岡氏の
画室
(
アトリエ
)
から
小鼓
(
こつゞみ
)
の
音
(
ね
)
がぽんぽん聞え出した。狸の
腹鼓
(
はらつゞみ
)
のやうな
音
(
おと
)
である。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
腹鼓(はらつゞみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“腹鼓”の解説
腹鼓(はらつづみ)とは、腹いっぱいに食べて満足した人が腹を鼓のようにして打つ有様のこと。腹太鼓(はらだいこ)とも。
中国の歴史書である『帝王世紀』や『十八史略』には、堯の時代が太平で,食が足りて,民心が安定していたということを伝える故事として「鼓腹撃壌」の話を挙げている。
これに対して日本の説話では、狸が月夜に腹鼓を打って狸囃子を奏でる話がしばしば登場する。
(出典:Wikipedia)
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
鼓
常用漢字
中学
部首:⿎
13画
“腹”で始まる語句
腹
腹這
腹立
腹癒
腹掛
腹痛
腹匍
腹部
腹背
腹帯
検索の候補
父母怨敵現腹鼓
鼓腹
太鼓腹
“腹鼓”のふりがなが多い著者
井上円了
三遊亭円朝
中里介山
谷崎潤一郎
柳田国男
薄田泣菫
夏目漱石
泉鏡花
岡本綺堂
太宰治