“太鼓腹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいこばら75.0%
プザートゥイ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最後に特別になまめかしい鹿ぢりめんの長襦袢を上にのせ、それから鞄の蓋をしめたのであるが、ぎゅうぎゅうに詰まっているので蓋は外に向って太鼓腹たいこばらのようにふくらんだ。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
葉巻をくゆらしながら「この節の新聞記者は、無学で無知で話にならない、一つ国家が新聞記者の資格試験をやったらどうかね、ハッハッハッ」と太鼓腹たいこばらをゆすって笑ったことがある。
恐らく、こんなことから彼を太鼓腹プザートゥイと呼び始めたものだらう。この男が村へ来てまだ幾週間もたたないうちに、村民は彼が魔法使であることを知つた。