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太鼓櫓
ふりがな文庫
“太鼓櫓”の読み方と例文
読み方
割合
たいこやぐら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいこやぐら
(逆引き)
いや以ての
外
(
ほか
)
の騒動だ。
外濠
(
そとぼり
)
から
竜
(
りょう
)
が
湧
(
わ
)
いても、天守へ
雷
(
らい
)
が転がつても、
太鼓櫓
(
たいこやぐら
)
の下へ屑屋が
溢
(
こぼ
)
れたほどではあるまいと思ふ。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
太鼓櫓
(
たいこやぐら
)
の
棟木
(
むなぎ
)
の陰へ、すいすいと吸いこまれるように、
蜂
(
はち
)
がかくれてゆく、またぶーんと飛び出してゆくのもある。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
品川堀が西へ曲る
点
(
とこ
)
に来た。丸太を組んだ
高櫓
(
たかやぐら
)
が畑中に突立って居る。上には紅白の幕を張って、回向院の
太鼓櫓
(
たいこやぐら
)
を見るようだ。
北表面
(
きたおもて
)
へ
廻
(
まわ
)
ると、墨黒々と
筆太
(
ふでぶと
)
に
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
太鼓櫓(たいこやぐら)の例文をもっと
(6作品)
見る
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
鼓
常用漢字
中学
部首:⿎
13画
櫓
漢検準1級
部首:⽊
19画
“太鼓櫓”の関連語
多聞櫓
渡櫓
隅櫓
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太鼓
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泉鏡花