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たいこやぐら
ふりがな文庫
“たいこやぐら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
太鼓櫓
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太鼓櫓
(逆引き)
と、やり出したとき、どウウウウん、どうん! お
太鼓櫓
(
たいこやぐら
)
で打ち出した
八刻
(
やつ
)
の合図である。長廊下の向うから多勢の気配が曲って来て、老中方お
退出
(
さがり
)
という声がする。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
涌谷城は大手門からすぐ石段になり、鉤の手に登り詰めたところが中門、それをはいると左に、二層の
太鼓櫓
(
たいこやぐら
)
があった。そこは広場で、左に
館
(
たて
)
、右に諸士の詰所や役所が並んでいる。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
驚破
(
すわ
)
、そのまぎれに、見物の
群集
(
ぐんじゅ
)
の中から、
頃合
(
ころあい
)
なものを
引攫
(
ひきさら
)
つて、空からストンと、
怪我
(
けが
)
をせぬやうに
落
(
おと
)
いた。が、
丁度
(
ちょうど
)
西の丸の
太鼓櫓
(
たいこやぐら
)
の下の空地だ、
真昼間
(
まっぴるま
)
。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
たいこやぐら(太鼓櫓)の例文をもっと
(6作品)
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