“頃合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ころあい83.3%
ころあ12.5%
ころあひ4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
九月の終り頃、この契約をしておくと、翌年の五月頃までずっと、頃合ころあいを見はからってタンク車がやってきて、重油を補給してくれる。
ウィネッカの秋 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
額際ひたいぎわとか、み上げのようなところは金平糖が小さいので、それは別に頃合ころあいの笊を注文して、頭へ一つ一つくぎで打ち附けて行ったものです。
シイトの薄萠黄うすもえぎの——もつとふるぼけてはたが——天鵝絨びらうどしきりを、コチンとまどげると、紳士しんし作法さはふにありなしは別問題べつもんだいだが、いゝ頃合ころあひまくらる。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)