“作法”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さほう57.1%
さはふ35.7%
さくほう7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いずれも田舎侍いなかざむらいで、西洋料理などは見たことのない連中のみで、中には作法さほうを知らぬゆえ、いかなるご無礼ぶれいをせぬとも限らぬと、戦々兢々せんせんきょうきょうとし
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
シイトの薄萠黄うすもえぎの——もつとふるぼけてはたが——天鵝絨びらうどしきりを、コチンとまどげると、紳士しんし作法さはふにありなしは別問題べつもんだいだが、いゝ頃合ころあひまくらる。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
一 小説作法さくほううち人物描写に次ぎて苦心すべきは叙景なり(対話は人物描写の一端と見るが故にここに言はず)
小説作法 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)