“釘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くぎ98.3%
つ1.2%
くぎづ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年老いた父が今麦稈(むぎわら)帽子を釘(くぎ)にひっかけている。十月になっても被りつづけている麦稈帽子、それは狐が化(ば)けたような色をしている。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
十字架に釘(つ)けられし二盗賊の死は罪の当然の報(むくい)としての死である。しかし同じく十字架に釘けられしイエスはその正反対である。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
パウロがも早(はや)我生けるにあらず、基督(キリスト)我に在(あ)りて生けるなりと言つたやうに、肉的生命の全部を十字架の上に釘(くぎづ)け終りて独(ひと)り神によりて生きんとするの情である。
愛と認識との出発 (新字新仮名) / 倉田百三(著)