“折釘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おれくぎ50.0%
をれくぎ33.3%
おりくぎ11.1%
をりくぎ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ラプンツェルをれてったおな夕方ゆうがた魔女まじょはまたとううえ引返ひきかえして、った少女むすめ辮髪べんぱつを、しっかりとまど折釘おれくぎゆわえつけてき、王子おうじ
逃出にげだすとときに、わがへの出入でいりにも、硝子がらす瀬戸せとものの缺片かけら折釘をれくぎ怪我けがをしない注意ちういであつた。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
私は靴をぬいで、帽子とオオヴァ・コオトとを折釘おりくぎにかけて、玄関から一間ひとま置いた向うにある、書斎の唐紙からかみをあけました。
二つの手紙 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
妻は得々いそいそ起ちて、その外套を柱の折釘をりくぎに懸けつ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)