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折釘
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おりくぎ
ふりがな文庫
“
折釘
(
おりくぎ
)” の例文
私は靴をぬいで、帽子とオオヴァ・コオトとを
折釘
(
おりくぎ
)
にかけて、玄関から
一間
(
ひとま
)
置いた向うにある、書斎の
唐紙
(
からかみ
)
をあけました。
二つの手紙
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
宗助はまた本堂の仏壇の前を抜けて、
囲炉裏
(
いろり
)
の切ってある
昨日
(
きのう
)
の茶の間へ出た。そこには昨日の通り宜道の
法衣
(
ころも
)
が
折釘
(
おりくぎ
)
にかけてあった。そうして本人は勝手の
竈
(
かまど
)
の前に
蹲踞
(
うずく
)
まって、火を
焚
(
た
)
いていた。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
釘
漢検準1級
部首:⾦
10画
“折釘”で始まる語句
折釘丈