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唐紙
ふりがな文庫
“唐紙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
からかみ
84.4%
とうし
13.3%
たうし
2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からかみ
(逆引き)
僕はどうしようかと思って、暫く立ち
竦
(
すく
)
んでいたが、右の方の
唐紙
(
からかみ
)
が明いている、その先きに人声がするので、その方へ行って見た。
百物語
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
唐紙(からかみ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
とうし
(逆引き)
「余りますか? そんならひとつ、先生、恐縮でがんすが、その余りでもって、
唐紙
(
とうし
)
を一枚けえていただきてえもんでごわす」
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
唐紙(とうし)の例文をもっと
(17作品)
見る
たうし
(逆引き)
「ありましたよ。昨日賽錢箱を調べると、三兩の小判を
唐紙
(
たうし
)
に包んだのが出て來ました。それがどうかしたでせうか、親分」
銭形平次捕物控:226 名画紛失
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
唐紙(たうし)の例文をもっと
(3作品)
見る
“唐紙”の意味
《名詞》
中国で作られ、日本に輸入された書画に使用された紙。
(出典:Wiktionary)
“唐紙”の解説
唐紙(からかみ)とは、中国から渡来した紙、もしくはそれを模して作られた紙のこと。平安時代には書道や消息(手紙)で装飾性の高い料紙として用いられた。中世ごろからは、主に襖に貼る加工紙の一種として用いられた。産地・特徴において、京から紙と江戸から紙の2系統に分かれる。
(出典:Wikipedia)
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
“唐紙”で始まる語句
唐紙師
唐紙片
唐紙牋
唐紙半切
唐紙障子
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赤唐紙張
“唐紙”のふりがなが多い著者
島崎藤村
中里介山
夏目漱石
紫式部
島木健作
梅崎春生
大阪圭吉
牧逸馬
作者不詳
三遊亭円朝