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からかみ
ふりがな文庫
“からかみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
カラカミ
語句
割合
唐紙
74.5%
襖子
15.9%
襖
4.8%
襖紙
2.1%
唐襖
1.4%
紙門
1.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唐紙
(逆引き)
唐紙
(
からかみ
)
へ手をかけると、建付けの悪いに似ず、心持よく滑って少し荒らした古畳の六畳が、
蔽
(
おお
)
うところなく一と目に見られるのでした。
銭形平次捕物控:086 縁結び
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
からかみ(唐紙)の例文をもっと
(50作品+)
見る
襖子
(逆引き)
執達吏は其の
産衣
(
うぶぎ
)
をも
襁褓
(
むつき
)
をも目録に記入した。何物をも見
逃
(
のが
)
さじとする債権者の山田は
押入
(
おしいれ
)
の
襖子
(
からかみ
)
を開けたが、
其処
(
そこ
)
からは
夜具
(
やぐ
)
の外に大きな手文庫が一つ出て来た。
執達吏
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
からかみ(襖子)の例文をもっと
(23作品)
見る
襖
(逆引き)
僧「形は絵に
描
(
か
)
いたようなものだ、
朦朧
(
ぼんやり
)
として
判然
(
はっきり
)
其の形は見えず、只ぼうと障子や
襖
(
からかみ
)
へ映ったり、上の方だけ見えて下の方は
烟
(
けむ
)
のようで、どうも不気味なものじゃて」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
からかみ(襖)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
襖紙
(逆引き)
襖紙
(
からかみ
)
を開けて、いそいそと入って来たのは、主人の佐吉、まだ二十四、五の若々しい年輩で古渡り唐桟の袷に紺博多の帯、
月代
(
さかやき
)
の跡青々と、
下
(
しも
)
っ
膨
(
ぶく
)
れのおっとりとした美男です。
新奇談クラブ:06 第六夜 人形の獄門
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
からかみ(襖紙)の例文をもっと
(3作品)
見る
唐襖
(逆引き)
左様
(
さよう
)
なら
一寸
(
ちょっと
)
と
革嚢
(
カバン
)
さげて
行
(
ゆき
)
かゝれば
亭主
(
ていしゅ
)
案内するを堅く無用と止めながら御免なされと
唐襖
(
からかみ
)
開きて初対面の
挨拶
(
あいさつ
)
了
(
おわ
)
りお辰素性のあらまし岩沼子爵の昔今を語り
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
からかみ(唐襖)の例文をもっと
(2作品)
見る
紙門
(逆引き)
仰向いて見る天井に小歌が
嫣然
(
にっこり
)
笑って居るので、これではならぬと右へ寝返れば障子にも小歌、左へ寝返れば
紙門
(
からかみ
)
にも小歌、鴨居にも敷居にも壁にも畳にも水車の裾模様が附いて居るので
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
からかみ(紙門)の例文をもっと
(2作品)
見る
“からかみ”の意味
《名詞》
中国から渡来した模様が入ったかみ紙。また、それを日本で模造したもの。
からかみを使ったふすま。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ふすま
たうし
とうし
あお
あを
うすま
くさび
ぶすま
あをし
ふすまがみ