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紙門
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からかみ
ふりがな文庫
“
紙門
(
からかみ
)” の例文
答えがないので、為さんはそっと
紙門
(
からかみ
)
を開けて座敷を覗くと、お光は不断着を
被
(
はお
)
ったまままだ帯も結ばず、真白な足首
現
(
あら
)
わに
褄
(
つま
)
は開いて、片手に
衣紋
(
えもん
)
を抱えながらじっと立っている。
深川女房
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
仰向いて見る天井に小歌が
嫣然
(
にっこり
)
笑って居るので、これではならぬと右へ寝返れば障子にも小歌、左へ寝返れば
紙門
(
からかみ
)
にも小歌、鴨居にも敷居にも壁にも畳にも水車の裾模様が附いて居るので
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
“紙門”で始まる語句
紙門越