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褄
ふりがな文庫
“褄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つま
94.5%
づま
4.8%
す
0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つま
(逆引き)
南朝の暦応三年も秋ふけて、女の笠の
褄
(
つま
)
をすべる夕日のうすい影が、かれの長い袂にまつわる
芒
(
すすき
)
の白い穂を冷たそうに照らしていた。
小坂部姫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
褄(つま)の例文をもっと
(50作品+)
見る
づま
(逆引き)
血の気のない顔、少し振り乱した髪、昼のままらしい
袷
(
あわせ
)
の前
褄
(
づま
)
が乱れて、恐怖と激動に早鐘を撞く胸を細々と掻い抱くのでした。
銭形平次捕物控:227 怪盗系図
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
褄(づま)の例文をもっと
(8作品)
見る
す
(逆引き)
あすこには、気の
好
(
い
)
い老夫婦が
褄
(
す
)
んでいるということ。そこならば、充分、
明日
(
あす
)
の昼は休むことができる。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
褄(す)の例文をもっと
(1作品)
見る
褄
漢検1級
部首:⾐
13画
“褄”を含む語句
褄端折
片褄
前褄
袖褄
目褄
褄折笠
辻褄
小褄
左褄
褄先
気褄
褄捌
後褄
江戸褄
褄前
褄楊枝
蹴出褄
高褄
機嫌気褄
両褄
...
“褄”のふりがなが多い著者
泉鏡花
泉鏡太郎
樋口一葉
長谷川時雨
中里介山
林不忘
吉川英治
三遊亭円朝
小栗虫太郎
徳田秋声