トップ
>
気褄
ふりがな文庫
“気褄”の読み方と例文
旧字:
氣褄
読み方
割合
きづま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きづま
(逆引き)
一々小言を仰しゃって下せえやし、お久、お内儀さんも
斯
(
こ
)
う仰しゃって下さるから
何
(
なん
)
だが、店へ出てお客の機嫌
気褄
(
きづま
)
の取れる人間じゃアねえが
文七元結
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
房州の百姓の娘、殿様に近付いて怨みを報いたいばかりに、相沢様に取入って、心にもない機嫌
気褄
(
きづま
)
を取りました。
銭形平次捕物控:022 名馬罪あり
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
幹彦君にしろ私にしろ、あの年頃から先輩の鼻息を窺つたり機嫌
気褄
(
きづま
)
を取つたりするやうな意気地なしでは仕方がない。世故や礼儀は年を取るうちに自然に覚える。
青春物語:02 青春物語
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
気褄(きづま)の例文をもっと
(10作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
褄
漢検1級
部首:⾐
13画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高
検索の候補
機嫌気褄
“気褄”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
三遊亭円朝
二葉亭四迷
谷崎潤一郎
石川啄木
岡本かの子
野村胡堂