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気配
ふりがな文庫
“気配”のいろいろな読み方と例文
旧字:
氣配
読み方
割合
けはい
87.3%
けはひ
6.3%
けは
3.5%
きづか
1.4%
きくば
0.7%
きづかい
0.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けはい
(逆引き)
北見せん子の母親と入れ違ひになるかと思ひ、車を急がせたが、家の門口で、彼は遠藤と彼女とが何やら云ひ争つてゐる
気配
(
けはい
)
を感じた。
双面神
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
気配(けはい)の例文をもっと
(50作品+)
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けはひ
(逆引き)
あちら側にも人の動く
気配
(
けはひ
)
があつたが、ちやうどその時、その中から口争ひをはじめた男と女の声が聞えて来たのである。
釜ヶ崎
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
気配(けはひ)の例文をもっと
(9作品)
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けは
(逆引き)
ときどきは
鬱々
(
うつうつ
)
として生命を封付けられる
恨
(
うら
)
みがましい生ものの
気配
(
けは
)
いが、この半分
古菰
(
ふるこも
)
を冠った池の方に立ち
燻
(
くすべ
)
るように感じたこともあるが
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
気配(けは)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
きづか
(逆引き)
「旦那、御心配なせえますな。𤢖なんて云うものは、意気地のねえ奴ですから、もう
蒐
(
かか
)
って来る
気配
(
きづか
)
いありませんよ。はははは。」
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
気配(きづか)の例文をもっと
(2作品)
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きくば
(逆引き)
鉄扇の隙なき構え、立ち上がる
間
(
ま
)
の
気配
(
きくば
)
り——どこにも斬りつける
破綻
(
はたん
)
がない。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
気配(きくば)の例文をもっと
(1作品)
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きづかい
(逆引き)
変遷の
著
(
いちじ
)
るしからざる
山間
(
さんかん
)
の古い
駅
(
しゅく
)
ではあるが、昔に比ぶれば家も変った、人も変った、自分も老いた。誰に逢っても昔の
身上
(
みのうえ
)
を知られる
気配
(
きづかい
)
もあるまいと
多寡
(
たか
)
を
括
(
くく
)
って、彼は平気で
町中
(
まちなか
)
を歩いた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
気配(きづかい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“気配”の解説
気配(けはい、きはい)とは、視覚でははっきりとは見えないが、周囲の様子から何となく漠然と感じられる様子。ヒトでは微小な音やその遮り、風を含む空気の動きで察知しているほか、準静電界を感じ取っているという仮説もある。
転じて、株式市場や外国為替市場などでの取引で、売り方・買い方の動向(売り気配・買い気配)やそれが示す価格(気配値)にも使われる。
(出典:Wikipedia)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
配
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
“気配”の類義語
印
兆
徴
標
合図
幸先
前兆
署名
徴候
兆候
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
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気障
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