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気配
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きづか
ふりがな文庫
“
気配
(
きづか
)” の例文
旧字:
氣配
「旦那、御心配なせえますな。𤢖なんて云うものは、意気地のねえ奴ですから、もう
蒐
(
かか
)
って来る
気配
(
きづか
)
いありませんよ。はははは。」
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
その際にもまず
気配
(
きづか
)
われたのは、亡き先生一家の消息であったが、根津の辺はすべて無事ということを知り、さらに奥さんもお嬢さん夫婦もみな無事という便りを得て
深見夫人の死
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
幾らお前が強情を張った所で、一旦ここへ連れて来た以上は、もう帰す
気配
(
きづか
)
いはないから、
其意
(
そのつもり
)
で
悠々
(
ゆっくり
)
してお
在
(
いで
)
。夜も寒くない
様
(
よう
)
に、毛皮も沢山用意してあるから……。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“気配”の解説
気配(けはい、きはい)とは、視覚でははっきりとは見えないが、周囲の様子から何となく漠然と感じられる様子。ヒトでは微小な音やその遮り、風を含む空気の動きで察知しているほか、準静電界を感じ取っているという仮説もある。
転じて、株式市場や外国為替市場などでの取引で、売り方・買い方の動向(売り気配・買い気配)やそれが示す価格(気配値)にも使われる。
(出典:Wikipedia)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
配
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気味
気高
気狂