“其意”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そのい40.0%
そのつもり40.0%
そのこゝろ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
搖起ゆりおこし此事を内々ない/\はなしければ友次郎もよろこびて何分共に願ひ候といはれて亭主も夫婦の者の其心根こゝろねさつ本意ほんいならぬ事にはあれつひ其意そのいにまかせけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其意そのつもりで必ず書籍を懐ろにしていても、あのゴタクサした中では浮の空で読める新聞ぐらいなら格別、真面目な読書に精神を集中する事は迚も出来ない。
駆逐されんとする文人 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
村夫子そんぷうしふ、美の女性に貴ぶべきは、其面そのめんの美なるにはあらずして、単に其意そのこゝろの美なるにありと。なんぞあやまれるのはなはだしき。
醜婦を呵す (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)