“其意味”の読み方と例文
読み方割合
そのいみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あいつは己(おれ)の財産(ざいさん)に惹着(ひきつ)けられてゐるんだ。」大久保(おほくぼ)はいつかさう言(い)つてゐたけれど、竹村(たけむら)には其意味(そのいみ)が全然(ぜんぜん)不可解(ふかかい)であつた。
彼女の周囲 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
些(や)や誇顏(ほこりがは)に云(い)ひました、何故(なぜ)といふに、自分(じぶん)位(ぐらゐ)の年齡格好(としかつかう)の小娘(こむすめ)で、全(まつた)く其意味(そのいみ)を知(し)つてるのは甚(はなは)だ稀(まれ)だと實際(じつさい)愛(あい)ちやんは然(さ)う思(おも)つてゐましたから。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
其意味(そのいみ)の繋(つな)がらぬ、辻妻(つじつま)の合(あ)はぬ話(はなし)は、所詮(しよせん)筆(ふで)にする事(こと)は出來(でき)ぬのであるが、彼(かれ)の云(い)ふ所(ところ)を撮(つま)んで云(い)へば、人間(にんげん)の卑劣(ひれつ)なること、壓制(あつせい)に依(よ)りて正義(せいぎ)の蹂躙(じうりん)されてゐること
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)