“財産”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ざいさん52.7%
しんだい12.7%
たから10.9%
しんしょう7.3%
かね5.5%
もの3.6%
おたから1.8%
かまど1.8%
しんしよ1.8%
もん1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うぢやないのです。』ミハイル、アウエリヤヌヰチは云直す。『の、財産總計何位ふのをうのさ。』
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
死神吾等婿死神吾等嗣子此上吾等んでもかも彼奴れう、財産もかも死神めにれませうわい。
家の財産を皆無うにするで。杉野の家はその手本ぢやぞ。ははははは。したがお前さんはよう伊與造氏に似とる。顏かたちは生き寫しぢや。
続生活の探求 (旧字旧仮名) / 島木健作(著)
それで代々、親戚の者とばかり、婿取り嫁取りをしていたのだそうな。身分や財産が釣り合うように、親戚をたくさん増やさないようにとねえ。
鸚鵡蔵代首伝説 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
手前は此方生立って何も世間の事は知らねえが、財産は無くとも、旅籠という看板で是だけの構えをしているから
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
『町なら町でいいじゃないか。花嫁についた財産がないじゃなし、それで立派に門戸が張れようじゃないか……』
イオーヌィチ (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
身上だって財産だって、れてしまうのあたりめえだ……
緑の芽 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
そこを思へばいよいよもつて、お気の毒なは今尾様、歳費をあてになされぬほどの、御財産もある上に、浮気一ツなさるでなく、奥様ばかりを蝶花の、離れぬ番ひとあそばすに。
移民学園 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
「番をしてたよ。どうせ、出てけ——を喰わされるようじゃ、だいじな財産だろう。さあ、たしかにお渡ししたよ」
人外魔境:05 水棲人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)