“御器量”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごきりやう40.0%
ごきりょう40.0%
ごきりよう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてたゞ御器量ごきりやうの方ばかりではなく、おたしなみの方でもさうだつたのですの。あの方は歌をお歌ひになるのですよ。どなたか殿方とのがたのお一人がピアノで伴奏ばんそうをなさいました。
もうすもかしこけれど、お婿様むこさまは百だい一人ひとりわれる、すぐれた御器量ごきりょう御子みこまたきさきは、しとやかなお姿すがたうち凛々りりしい御気性ごきしょうをつつまれた絶世ぜっせい佳人かじん
なかひろうなれば次第しだい御器量ごきりようましたまふ、今宵こよひ小梅こうめが三あはせて勸進帳くわんじんちやうの一くさり、悋氣りんきではけれどれほどの御修業ごしゆげうつみしもらで、何時いつむかしの貴郎あなたとおもひ
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)