“ごきりょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御容貌38.9%
御縹緻16.7%
御器量11.1%
御容色11.1%
御標致11.1%
好容色5.6%
御標格5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
働き出し玉う御容貌ごきりょうは百三十二そうそろ御声おんこえうぐいす美音錠びおんじょう飲ましたよりまだ清く、御心ごしんもじ広大無暗むやみ拙者せっしゃ可愛かわゆがって下さる結構づくゆえ堪忍ならずと
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
それで御当人は、優れた御縹緻ごきりょうなんですから恐れ入りますねえ。仲間ちゅうげん小者こものでも、出入りの小間物屋でもなんでも、お気が向けばお話合いになろうというのだから情けないったら。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「いえ、いえ、御器量ごきりょう財産おたからよ」
まざあ・ぐうす (新字新仮名) / 作者不詳(著)
しかし貴方あんたの前じゃけれどお夏さんは珍しい御容色ごきりょうよし、ほんのこと内なぞはおつきあいがおつきあいじゃから、御華族様から大商人方おおあきんどがたの弟子も沢山見えるけれど
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それからおかおは、どちらかといえばしもぶくれの面長おもなが眼鼻立めはなだちのうち何所どこかがとくてていともうすのではなしに、どこもかしこもよくととのった、まことに品位ひんいそなわった、立派りっぱ御標致ごきりょう
(いつ見ても、好容色ごきりょうなや、ははは。)とそら笑いをやったとお思い、(非業の死とはいうけれど、根は身の行いでござりますのう。)
縷紅新草 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
怪我にも真似なんかなさんなよ。即時、好容色ごきりょうあごつけるようにしゃくって、(はい、さようでござります、のう。)と云うがはやいか、背中の子。
縷紅新草 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
お嬢さんが御標格ごきりょうが佳いうえに、発明で、詩文も上手におできになるから、相公だんながひどく可愛がって、高官に昇った方を養子にしようとしていらっしゃるものだから、それに当る人がのうて
断橋奇聞 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)