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御標致
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ごきりょう
ふりがな文庫
“
御標致
(
ごきりょう
)” の例文
朧気
(
おぼろげ
)
ながら
逢瀬
(
おうせ
)
うれしき
通路
(
かよいじ
)
を
堰
(
せ
)
く
鶏
(
とり
)
めを夢の名残の
本意
(
ほい
)
なさに憎らしゅう存じ
候
(
そろ
)
など
書
(
かい
)
てまだ足らず、
再書
(
かえすがき
)
濃々
(
こまごま
)
と、色好み深き都の
若佼
(
わこうど
)
を
幾人
(
いくたり
)
か迷わせ玉うらん
御標致
(
ごきりょう
)
の美しさ
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
それからお
顔
(
かお
)
は、どちらかといえば
下
(
しも
)
ぶくれの
面長
(
おもなが
)
、
眼鼻立
(
めはなだ
)
ちの
中
(
うち
)
で
何所
(
どこ
)
かが
特
(
とく
)
に
取
(
と
)
り
立
(
た
)
てて
良
(
よ
)
いと
申
(
もう
)
すのではなしに、どこもかしこもよく
整
(
ととの
)
った、まことに
品位
(
ひんい
)
の
備
(
そな
)
わった、
立派
(
りっぱ
)
な
御標致
(
ごきりょう
)
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
標
常用漢字
小4
部首:⽊
15画
致
常用漢字
中学
部首:⾄
10画
“御標”で始まる語句
御標
御標格