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逢瀬
ふりがな文庫
“逢瀬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おうせ
75.7%
あふせ
24.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おうせ
(逆引き)
おくみ『ほんにたまさか
逢瀬
(
おうせ
)
の一夜。その上なにか胸騒ぎがしてすこしでも長くあなたに引添うて、離れとうもござりませぬ』
取返し物語
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
こうした深刻な関係でなくても、これに類したあぶない
逢瀬
(
おうせ
)
を作る恋人たちは別れが苦しいものであるから、まして源氏にここは離れがたい。
源氏物語:10 榊
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
逢瀬(おうせ)の例文をもっと
(28作品)
見る
あふせ
(逆引き)
あゝ、それがいか許り
昨夜
(
よべ
)
の八つ橋との
逢瀬
(
あふせ
)
を、
睦言
(
むつごと
)
を、絢爛多彩な絵巻物として、無言のうちに悩ましく聴くものゝ心の中に想像させて呉れたらうことよ。
吉原百人斬り
(新字旧仮名)
/
正岡容
(著)
やがて帰り
来
(
こ
)
んと頼めし心待も、
終
(
つひ
)
に
空
(
あだ
)
なるを
暁
(
さと
)
りし後、さりとも今一度は
仮初
(
かりそめ
)
にも相見んことを願ひ、又その心の奥には、必ずさばかりの
逢瀬
(
あふせ
)
は有るべきを、おのれと契りけるに
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
逢瀬(あふせ)の例文をもっと
(9作品)
見る
“逢瀬(逢瀬村)”の解説
逢瀬村(おうせむら)は福島県中通り中部、安積郡に属していた村。
(出典:Wikipedia)
逢
漢検準1級
部首:⾡
11画
瀬
常用漢字
中学
部首:⽔
19画
“逢”で始まる語句
逢
逢着
逢曳
逢引
逢魔
逢坂
逢坂山
逢紀
逢度
逢著
“逢瀬”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
三上於菟吉
倉田百三
作者不詳
紫式部
野口雨情
上田敏
正岡容
林不忘
江戸川乱歩