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『取返し物語』
ふりがな文庫
『
取返し物語
(
とりかえしものがたり
)
』
前がき いつぞやだいぶ前に、比叡の山登りして阪本へ下り、琵琶湖の岸を彼方此方見めぐるうち、両願寺と言ったか長等寺と言ったか、一つの寺に『源兵衛の髑髏』なるものがあって、説明者が殉教の因縁を語った。話そのものが既に戯曲的であったので劇にしたら …
著者
岡本かの子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 戯曲
初出
「大法輪」1934(昭和9)年11月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約28分(500文字/分)
朗読目安時間
約47分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
勝
(
ま
)
思
(
おもわ
)
漸
(
よう
)
確
(
し
)
頭
(
がしら
)
何
(
いず
)
執
(
しゅう
)
可
(
か
)
在
(
おわ
)
申
(
もうし
)
障
(
さまた
)
上手
(
かみて
)
仰
(
おお
)
出来
(
でか
)
別
(
わ
)
度
(
た
)
携
(
さ
)
松明
(
あかり
)
畏
(
かしこま
)
誡
(
いましめ
)
鉦
(
しょう
)
額
(
ぬか
)
験
(
げん
)
下手
(
しもて
)
佗
(
わ
)
其
(
そ
)
厭
(
いと
)
台
(
うてな
)
天晴
(
あっぱ
)
奴
(
め
)
就
(
つい
)
彼方
(
あちら
)
得為
(
えな
)
忝
(
かたじけ
)
料
(
りょう
)
斯
(
こ
)
此
(
こ
)
渇仰
(
かつがう
)
点綴
(
てんてい
)
焔炎
(
ほむら
)
立
(
たち
)
繕
(
つく
)
覗
(
うかが
)
訣
(
わか
)
詰
(
なじ
)
諷誦
(
ふうじゅ
)
警
(
いま
)
酸
(
すっぱ
)
黝
(
くろず
)
下司
(
げす
)
亦
(
また
)
仕業
(
しわざ
)
仰
(
おっ
)
伜
(
せがれ
)
佇
(
たたず
)
何処
(
どこ
)
何奴
(
どいつ
)
儘
(
まま
)
兎
(
と
)
其
(
その
)
兼々
(
かねがね
)
冥加
(
みょうが
)
刃
(
やいば
)
勿体
(
もったい
)
台詞
(
せりふ
)
叶
(
かな
)
名号
(
みょうごう
)
名残
(
なごり
)
唱
(
とな
)
土産
(
みやげ
)
埒
(
らち
)
夜更
(
よふ
)
娑婆
(
しゃば
)
容易
(
たやす
)
小癪
(
こしゃく
)
就
(
つ
)
屈托
(
くったく
)
山科
(
やましな
)
屹度
(
きっと
)
序
(
ついで
)
弔
(
とむら
)
強
(
し
)
往
(
い
)
心算
(
つもり
)
忝
(
かたじ
)
思召
(
おぼしめ
)
急
(
せ
)
悋気
(
りんき
)
悦
(
よろこ
)
成程
(
なるほど
)
手筈
(
てはず
)
折角
(
せっかく
)
拠所
(
よんどころ
)
拵
(
こしら
)
揉
(
も
)
揚句
(
あげく
)
敵役
(
かたきやく
)
斯
(
か
)
於
(
おい
)
明方
(
あけがた
)