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訣
ふりがな文庫
“訣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わけ
64.4%
わか
28.2%
ワカ
2.7%
ワケ
2.1%
けつ
1.1%
わかれ
1.1%
つ
0.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わけ
(逆引き)
それには単に時間の上から云つても、一週五日間、午前八時から午後三時まで機械の如く学校に出頭してゐる
訣
(
わけ
)
に行くものではない。
入社の辞
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
訣(わけ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
わか
(逆引き)
巴里の北の停車場でおまえと
訣
(
わか
)
れてから、もう六年目になる。人は久しい歳月という。だが、私には永いのだか短いのだか
判
(
わか
)
らない。
巴里のむす子へ
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
訣(わか)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ワカ
(逆引き)
御経
(
オンキヤウ
)
の
文
(
モン
)
は手写しても、
固
(
モト
)
より意趣は、よく
訣
(
ワカ
)
らなかつた。だが、処々には、かつ/″\気持ちの汲みとれる所があつたのであらう。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
訣(ワカ)の例文をもっと
(5作品)
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ワケ
(逆引き)
好
(
エエ
)
、
好
(
エエ
)
。遠慮はやめやめ。氏
ノ
上づきあひぢやもの。ほい又出た。おれはまだ、藤原の氏
ノ
上に任ぜられた
訣
(
ワケ
)
ぢやあ、なかつたつけの。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
訣(ワケ)の例文をもっと
(4作品)
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けつ
(逆引き)
かれは精神の奴隷となり、認識で乱作をおこない、まくべき種子をひいてつぶし、秘
訣
(
けつ
)
を放棄し、才能に容疑をかけ、芸術を裏切った。
ヴェニスに死す
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
訣(けつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
わかれ
(逆引き)
楽しい新家庭に
訣
(
わかれ
)
をつげて、春日と渡邊が事務所へかえったのは、
燈
(
あかり
)
がついてからであった。渡邊は漸く笑ましげに
誘拐者
(新字新仮名)
/
山下利三郎
(著)
訣(わかれ)の例文をもっと
(2作品)
見る
つ
(逆引き)
ついに決断して青森行きの船出づるに投じ、
突然
(
とつぜん
)
此地を後になしぬ。
別
(
わかれ
)
を
訣
(
つ
)
げなば
妨
(
さまた
)
げ多からむを
慮
(
おもんぱか
)
り、ただわずかに一書を友人に
遺
(
のこ
)
せるのみ。
突貫紀行
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
訣(つ)の例文をもっと
(1作品)
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訣
漢検準1級
部首:⾔
11画
“訣”を含む語句
訣別
秘訣
要訣
永訣
申訣
妙訣
言訣
真訣
訣辞
両部神道口訣鈔
訣語
訣絶
訣故
訣別演奏会
草訣弁疑
神代口訣
祕訣
相訣
玉房秘訣
物訣
...
“訣”のふりがなが多い著者
芥川竜之介
岡本かの子
徳田秋声
斎藤茂吉
折口信夫
倉田百三
パウル・トーマス・マン
堀辰雄
南方熊楠
内田魯庵