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『誘拐者』
ふりがな文庫
『
誘拐者
(
ゆうかいしゃ
)
』
上悪魔の手 綿布問屋新田善兵衛の娘ゆき子は公会堂からの帰途何者かに誘拐されてしまった、当夜伴をして一緒に行った女中の話によると同夜××夫人の演奏会が済んで公会堂を出た主従は電車に乗って家近くの停留場で降りた、家の方へ曲ろうとするとゆき子は弟 …
著者
山下利三郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新趣味」1922(大正11)年 12月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
行
(
やっ
)
老
(
とっ
)
喫
(
のま
)
撰
(
よっ
)
喰
(
たべ
)
載
(
のっ
)
書籍
(
もの
)
調
(
こし
)
懐中
(
ポケット
)
整然
(
きっちり
)
半巾
(
ハンカチーフ
)
挙動
(
ようす
)
相識
(
あいしっ
)
訣
(
わかれ
)
遇
(
あっ
)
入夫
(
ようし
)
外向
(
そむけ
)
随
(
つい
)
以上
(
うえ
)
具
(
つぶさ
)
彼家
(
あのいえ
)
手巾
(
ハンカチーフ
)
筆記
(
ノート
)
事実
(
まったく
)
其間
(
そのあいだ
)
噺
(
はな
)
店舗
(
みせや
)
彼女
(
かれ
)
彼所
(
あそこ
)
撓
(
た
)
放抛
(
ほうき
)
斗
(
ばか
)
此家
(
このや
)
漸
(
やっ
)
漸次
(
だんだん
)
用
(
つか
)
空
(
むな
)
笑
(
えみ
)
角
(
つの
)
語調
(
ちょうし
)
仕業
(
しごと
)
余
(
あんま
)
俺
(
わし
)
効
(
かい
)
匂
(
におい
)
否
(
いや
)
咳払
(
せきばらい
)
唸
(
うめ
)
在宅
(
いで
)
女将
(
かみ
)
妾
(
わたし
)
尖端
(
さき
)
帰途
(
かえりみち
)
常着
(
ふだんぎ
)
淑
(
しとや
)
燃殻
(
もえかす
)
燈
(
あかり
)
申條
(
もうしじょう
)
登
(
あが
)
瞭然
(
はっきり
)
移転
(
ひっこし
)
蔵
(
かく
)
角家
(
かど
)
謝絶
(
ことわり
)
鈴
(
りん
)
麗
(
うらら
)
両親
(
ふたおや
)
中央
(
まんなか
)
中岡
(
なかおか
)
主人
(
あるじ
)
乍
(
なが
)
乾
(
かわ
)
他家
(
よそ
)
会釈
(
えしゃく
)
伴
(
つ
)
低声
(
こごえ
)
俤
(
おもかげ
)
偲
(
しの
)
傷
(
いた
)
兎角
(
とかく
)
公然
(
おもてむき
)
其所
(
そこ
)
内外
(
うちそと
)
刺戟
(
しげき
)
加之
(
しかのみならず
)
単独
(
ひとり
)
同伴
(
つれ
)
呉
(
く
)
咡
(
ささや
)
哩
(
マイル
)
啓
(
ひら
)
嗅
(
か
)
嘲
(
あざけ
)
四辺
(
あたり
)
外
(
ほか
)
室
(
へや
)
密
(
ひそ
)
小締
(
こじんま
)
少時
(
しばらく
)
左
(
さ
)