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咡
ふりがな文庫
“咡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ささや
68.2%
さゝや
22.7%
ささ
4.5%
さヽや
2.3%
ササヤ
2.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ささや
(逆引き)
空想は縦横に
馳騁
(
ちへい
)
して、底止する所を知らない。かれこれするうち、想像が切れ切れになって、白い肌がちらつく。
咡
(
ささや
)
きが聞える。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
咡(ささや)の例文をもっと
(30作品)
見る
さゝや
(逆引き)
咡
(
さゝや
)
ぐものもありましたが、かの飜へつた縁の帽を被つた先生は、これを聞くや否や、直ぐにこそ/\と逃げて仕舞ひました。
新浦島
(新字旧仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
咡(さゝや)の例文をもっと
(10作品)
見る
ささ
(逆引き)
一ツ一ツに聖書の言葉を
咡
(
ささ
)
やきながら、私たち二人を取り巻いて、一歩一歩と近づいて来るように思われるのでした。
瓶詰地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
咡(ささ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
さヽや
(逆引き)
あるが
中
(
なか
)
にも
薄色綸子
(
うすいろりんず
)
の
被布
(
ひふ
)
すがたを
小波
(
さヾなみ
)
の
池
(
いけ
)
にうつして、
緋鯉
(
ひごひ
)
に
餌
(
ゑ
)
をやる
弟君
(
おとヽぎみ
)
と
共
(
とも
)
に、
餘念
(
よねん
)
もなく
麩
(
ふ
)
をむしりて、
自然
(
しぜん
)
の
笑
(
ゑ
)
みに
睦
(
むつ
)
ましき
咡
(
さヽや
)
きの
浦山
(
うらやま
)
しさ
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
咡(さヽや)の例文をもっと
(1作品)
見る
ササヤ
(逆引き)
こんな
咡
(
ササヤ
)
きは、
何時
(
イツ
)
までも続きさうに、時と共に倦まずに語られた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
咡(ササヤ)の例文をもっと
(1作品)
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咡
部首:⼝
9画
“咡”のふりがなが多い著者
樋口一葉
押川春浪
吉川英治
ワシントン・アーヴィング
小島烏水
尾崎士郎
森鴎外
正岡子規
幸田露伴
神西清