“緋鯉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひごい80.0%
ひごひ15.6%
ひこひ4.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
豊(ゆたか)にまろらかな立唄(たてうた)の声と、両花道からしずしずと鰭(ひれ)をふりながらあらわれる踊り子の緋鯉(ひごい)の列と……とりわけ鮮(あざやか)に幻に残ってるのは
小品四つ (新字新仮名) / 中勘助(著)
裸(はだか)で飛込(とびこ)んだ、侍方(さむらひがた)、船(ふね)に寄(よ)りは寄(よ)つたれども、燃(も)え立(た)つ炎(ほのほ)で手(て)が出(だ)せぬ。漸(やつ)との思(おも)ひで船(ふね)を引(ひつ)くら返(かへ)した時分(じぶん)には、緋鯉(ひごひ)のやうに沈(しづ)んだげな。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
雪に埋りたる泉水(せんすゐ)を掘(ほり)いだせば、去年初雪より以来(このかた)二百日あまり黒闇(まつくら)の水のなかにありし金魚(きんぎよ)緋鯉(ひこひ)なんどうれしげに浮泳(うかみおよぐ)も言(ものいはゞ)やれ/\うれしやといふべし。