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緋鹿子
ふりがな文庫
“緋鹿子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひがのこ
92.3%
ひかのこ
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひがのこ
(逆引き)
この島田に掛けた
緋鹿子
(
ひがのこ
)
を見る視官と、この髪や肌から発散する匀を嗅ぐ
嗅覚
(
きゅうかく
)
とに、暫くの間自分の心が全く奪われていたのである。
独身
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
其
(
そ
)
の
下襲
(
したがさ
)
ねの
緋鹿子
(
ひがのこ
)
に、
足手
(
あして
)
の
雪
(
ゆき
)
が
照映
(
てりは
)
えて、
女
(
をんな
)
の
膚
(
はだえ
)
は
朝桜
(
あさざくら
)
、
白雲
(
しらくも
)
の
裏
(
うら
)
越
(
こ
)
す
日
(
ひ
)
の
影
(
かげ
)
、
血
(
ち
)
も
通
(
かよ
)
ふ、と
見
(
み
)
る
内
(
うち
)
に、
男
(
をとこ
)
の
顔
(
かほ
)
は
蒼
(
あを
)
く
成
(
な
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
緋鹿子(ひがのこ)の例文をもっと
(24作品)
見る
ひかのこ
(逆引き)
胸を掻き抱いて狂おしく身をもむたびに、
緋鹿子
(
ひかのこ
)
が揺れる。乱れた前から白い膚がこぼれるのも知らずに、弥生はとめどもない熱い涙にひたった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
襟付の黄八丈に
緋鹿子
(
ひかのこ
)
の帯をしめた可愛らしい
下町
(
したまち
)
の娘すがたを、半七は頭のなかに描き出した。
半七捕物帳:02 石灯籠
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
緋鹿子(ひかのこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
緋
漢検準1級
部首:⽷
14画
鹿
常用漢字
小4
部首:⿅
11画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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