“鹿子木孟郎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かのこぎたけしらう66.7%
かのこぎまうらう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二日の大阪ホテルで催された洋画家鹿子木孟郎かのこぎたけしらう氏の歓迎会の席上、鹿子木氏が近頃流行の“Camouflageカムウフラアジ”といふ語を口に出すと、居合せた大阪の洋画家連は、いづれも初耳らしく
洋画家の鹿子木孟郎かのこぎたけしらう氏は、結婚した当座といふもの、子供が無いのをひどく苦に病んでゐたが、巴里パリーで秘方の薬でも授かつたものか、二度目の洋行から帰つて来ると、程なく花のやうな女のまうけた。
日本人では古い所で中林不折ふせつ鹿子木孟郎かのこぎまうらう諸君のが一枚づつ、近頃で安井の絵が三枚いづれも目に着く。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)