“嗅覚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きゅうかく96.6%
かん1.7%
しゅうかく1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼らの本能的な嗅覚（きゅうかく）は、常に好餌（こうじ）のある場所を嗅（か）ぎ当てる。好餌を発見すると、得たりとばかりごっそり移動し、食欲を満足させる。
鰻の話 (新字新仮名) ／ 北大路魯山人(著)
そこでチチコフは相手の機嫌を損じたくないばかりに、ちょっと鼻に触って見て、『なかなか好い嗅覚（かん）ですよ。』と言った。
死せる魂：01 または　チチコフの遍歴　第一部　第一分冊 (新字新仮名) ／ ニコライ・ゴーゴリ(著)
長く配達をしていると、なにか特殊な感覚が発達するようである。犬の嗅覚（しゅうかく）のようなものが鋭敏になるらしい。
安い頭 (新字新仮名) ／ 小山清(著)