“しゅうかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
収穫78.3%
嗅覚4.3%
秀鶴4.3%
綉閣4.3%
臭覚4.3%
衆客4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのとしは、りんごにむしがつかずよくみのって、予想よそうしたよりも、おおくの収穫しゅうかくがあったのであります。むら人々ひとびとは、たがいにかたらいました。
牛女 (新字新仮名) / 小川未明(著)
長く配達をしていると、なにか特殊な感覚が発達するようである。犬の嗅覚しゅうかくのようなものが鋭敏になるらしい。
安い頭 (新字新仮名) / 小山清(著)
宝暦ほうれき頃から明和めいわにかけて三都、頭巾の大流行おおばやり、男がた女形おんながた岡崎おかざき頭巾、つゆ頭巾、がんどう頭巾、秀鶴しゅうかく頭巾、お小姓こしょう頭巾、なげ頭巾、猫も杓子しゃくしもこのふうすいをこらして
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昼来た時には知らなかったが、うちには門が何重なんじゅうもある、その門を皆通り抜けた、一番奥まったいえうしろに、小さな綉閣しゅうかくが一軒見える。
奇遇 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「恐龍の臭覚しゅうかく鈍感どんかんだと思う。なぜといって、ぼくらの作り物の恐龍のそばまで行っても、まだ本物かどうか分かりかねていたからね」
恐竜艇の冒険 (新字新仮名) / 海野十三(著)
クリームソースとは白ソースにフレッシクリームを混ぜたるもの、ここにおいて衆客しゅうかくは中川に聞きたるクリームの真味を賞しぬ。野菜料理の次が七面鳥のロースなり。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)