“みのり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御法52.0%
収穫8.0%
御宣8.0%
4.0%
4.0%
御宣言4.0%
御法則4.0%
御詔4.0%
4.0%
4.0%
(他:1)4.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これで御法みのりの船に同じい、御堂おどうえんを離れさえなさらなかったら、海におぼれるようなことも起らなんだでございましょう。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と見ると、仏壇にあかりいて、老人としよりが殊勝に坐って、御法みのりの声。
第二菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「あれは収穫みのりの星さまだ。両方の星さまが秋の収穫で、真ん中の星さまが収穫を担いでゐなさるのだ。秋になつて稲がみのればみのるほど真ん中の星さまは荷が重くなるので赤い顔をなさる。」と父は教へてくれた。
八月の星座 (新字旧仮名) / 吉田絃二郎(著)
だがね、旦那! 旦那はそうして眼をかけてるげっとも、宮前屋敷の野郎共ったら、平吾にしろ新平にしろ、乱暴な野郎共ばかりで、今に屹度きっと、松埃がかかって収穫みのりが悪いがら、小作米を負けてくれとか、納められねえどか、屹度はあ小作争議のようごとを出かすに相違ねえ野郎共だから。
黒い地帯 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
覚めずや、いざ、とぞうなが御宣みのりありと、
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
あま御宣みのり老舌おいじたに、
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
私のなさねばならぬ務めは、そのみのりの日に備えるための最初の支度である。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
歌はざりしとがめか、みのりなき冬の日にもうれへは照りしかど。
白鳥 (旧字旧仮名) / ステファヌ・マラルメ(著)
「げに、あのころは、日本じゅうの武士が、北条の悪政にみ、朝廷の御宣言みのりにはみな大きな望みをかけて、新しき世を仰ぎのぞんでおりました」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
陰陽いんようむすびは宇宙うちゅう万有ばんゆうってもれぬとうと御法則みのり、いかにたか神々かみがみとてもこの約束やくそくからはまぬがれない。ただその愛情あいじょうはどこまでもきよめられてかねばならぬ。
国を思ひ御詔みのり伝ふと大鳥の立たしし君がきほひ猛しも
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
いづれの世何の人かみのりを貴ばざる。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
雪祭は睦月むつき神事かむごと、その雪は田の面のしづめ、雪こそはとよの年の、穂に穂積むみのりのしるし、その雪を神に祈ると、その雪に神と遊ぶと
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
——学資を十分に取って、吉原で派手をした、またそれがための没落ですが、従って家郷奥能登の田野の豊熟みのり、海山の幸を話すにも、その「入船帳」だけは見せなかった。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)