みのり)” の例文
旧字:
吾々が怠れば品物の方は決して近附かない。すべての所が処女地であった。精出してすきくわれない限りみのりはない。
地方の民芸 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
収穫のよろこびは来るべき人々の所有である。私のなさねばならぬ務めは、そのみのりの日に備えるための最初の支度である。私は多くの愛と熱情とをもってこの仕事をなした。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)