“誠実”のいろいろな読み方と例文
旧字:誠實
読み方割合
まこと47.1%
せいじつ41.2%
まごころ5.9%
セイジツ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
磯五という人は、女の口に口を当てて、誠実(まこと)を吸い取りながら、心で他の女のことを考えている、恐ろしい人だと思った。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
然らば其時(そのとき)汝は宇宙(うちう)に存在(そんざい)する総(すべ)ての誠実(せいじつ)なる人と一致(いつち)せしなり、一致の難(かたき)は外が来て汝と一致せざるに非ずして汝の誠実(せいじつ)ならざるにあり。
時事雑評二三 (新字旧仮名) / 内村鑑三(著)
お二人の先生方のようなお立派な地位や名望のある方々にまでも妾の誠実(まごころ)が信じて頂けないこの世に何の望みが御座いましょう。
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
家郷追放(カキョウツイホウ)、吹雪(フブキ)ノ中(ナカ)、妻(ツマ)ト子(コ)トワレ、三人(サンニン)ヒシト抱(ダ)キ合(ア)イ、行(ユ)ク手(テ)サダマラズ、ヨロヨロ彷徨(ホウコウ)、衆人蔑視(シュウジンベッシ)ノ的(マト)タル、誠実(セイジツ)、小心(ショウシン)、含羞(ガンシュウ)ノ徒(ト)、オノレノ百(ヒャク)ノ美(ウツク)シサ、一(イチ)モ言(イ)イ得(エ)ズ、高円寺(コウエンジ)ウロウロ
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)