“一致”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いつち43.8%
いっち43.8%
かずむね6.3%
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このとほりに器械觀測きかいかんそく結果けつか體驗たいけん結果けつかとは最初さいしよから一致いつちがたいものであるけれども、それを比較ひかくしてみることは無益むえきわざではない。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
着物を着ている時の顔と、まる裸になった時の顔とは、まだ十分知りあわないうちは、とかく一致いっちしにくいものである。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
亀山の関盛信は、一子一致かずむねれて、そうした四囲険悪な中を、ひそかに姫路へ来て、年賀を兼ね、かつ、爾後じごの策を仰いでいた。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たしかにこちらでは気分きぶん境涯きょうがいとがぴッたり一致しているもののようにかんぜられます。