“爾後”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じご91.1%
それから3.6%
このゝち1.8%
そののち1.8%
ややのち1.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この後者の額を彼自身の出費として控除した後に、彼は爾後じごの操作を行うべき流動資本としては五、五〇〇ポンドを有するに過ぎないであろう。
亀山の関盛信は、一子一致かずむねれて、そうした四囲険悪な中を、ひそかに姫路へ来て、年賀を兼ね、かつ、爾後じごの策を仰いでいた。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかしながらとにかく、彼等は近代詩に象徴の自覚をあたえ、爾後じごの詩派に感化と暗示とをあたえたことで、永く記念さるべき功績を残している。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
爾後じごの呉一郎の行動は、この夢中遊行症の余波ともいうべき夢中遊行にして、筆者の所謂いわゆる、蹌踉状態に陥りたるものと認むるを得べし。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
かつて虎が人を侵すをプレ神ミスルトー寄生の枝もて追い払うた、爾後じご虎はプレ神の敵となり檞寄生を滅ぼさんとすると蛇これに加勢した。
爾後それから貴方がお出掛になりますと私ぢきにここのお座敷へ推掛おしかけて参つて、あの御婦人にお目に掛りましたので御座います
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
お勢のあくたれた時、お政は娘の部屋で、およそ二時間ばかりも、何か諄々くどくど教誨いいきかせていたが、爾後それからは、どうしたものか、急に母子おやこの折合がよくなッて来た。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
吾等われら爾後このゝちねん生存ながらへるか、二十ねん生存ながらへるかれぬが、朝夕あさゆふ
さて最も先に現はれし者のなかにオザンナ響きぬ、こはいとたへなりければ、我は爾後そののち再び聞かんと願はざることたえてなかりき 二八—三〇
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
爾後ややのち、約一週間ののちに到り、漸次平静に帰すると共に、放神状態になり行く傾向を認められつつあり
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)