“爾等”の読み方と例文
読み方割合
なんぢら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
言掛いひかけるぞと聞よりお文はワツと泣出しつかみ掛らん有樣なれば大岡殿大音聲だいおんじやう默止だまれ爾等なんぢらは此所を何處と心得るしかも天下の決斷處けつだんしよなるぞコレ/\段右衞門其方は文を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
第二、逍遙子人間に向ひて、わが言ふところは眞理なれば爾等なんぢらこれを信ぜよといふこと。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
爾等なんぢら聖書せいしよをもかみちからをもらざるによつてあやまれり。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)