“爾々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そう／＼33.3%
しかじか33.3%
しか／″＼33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今の毛と重ね、爾々（そう／＼）其通り後前（あとさき）互違（たがいちがい）に二本の毛を重ね一緒に二本の指で摘（つまん）で、イヤ違ます人差指を下にして其親指を上にして爾う摘むのです
無惨 (新字新仮名) ／ 黒岩涙香(著)
諸人答えて曰く、爾々（しかじか）の地である人が一の駒を瓦師に遣った、それが希代の智馬と知れて王一億金もて瓦師より買い取ると、今度果して王の命を活かし、その謝恩のための大会じゃと。
十二支考：05　馬に関する民俗と伝説 (新字新仮名) ／ 南方熊楠(著)
其（それ）が分（わか）ればこそ申（まを）すのなり、あの人（じん）も言（い）へと言（い）ひます……當（あ）てますか、私（わたし）が。……知（し）つても大事（だいじ）ない。明（あ）けて爾々（しか／″＼）とお言（い）ひなされ。お前樣（まへさま）は婦（をなご）に逢（あ）ひに行（ゆ）く
三人の盲の話 (旧字旧仮名) ／ 泉鏡花(著)