爾々しか/″\)” の例文
それわかればこそまをすのなり、あのじんへとひます……てますか、わたしが。……つても大事だいじない。けて爾々しか/″\とおひなされ。お前樣まへさまをなごひに
三人の盲の話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
此のたび爾々しか/″\の事が出来て、今某はそのお使に参るのである、もし幸いに秀次公伏見へお越し下さらばよいが、下さらぬ時は刺し違えて相果てるぞ、ついてはそれがし、つね/″\そちの厄介になったが
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)