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爾々
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そう/\
ふりがな文庫
“
爾々
(
そう/\
)” の例文
今の毛と重ね、
爾々
(
そう/\
)
其通り
後前
(
あとさき
)
互違
(
たがいちがい
)
に二本の毛を重ね一緒に二本の指で
摘
(
つまん
)
で、イヤ違ます人差指を下にして其親指を上にして爾う摘むのです
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
前へ
突出
(
つきだし
)
たり後へ引たり
爾々
(
そう/\
)
詰
(
つま
)
り二本一緒の毛へ
捻
(
より
)
を掛たり戻したりするのですソレ奇妙でしょう二本の毛が次第/\に右と左へズリ抜るでしょう丁度二
尾
(
ひき
)
の鰻を
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
爾々
(
そう/\
)
全く所天に随て行たのです余「では馬車に乗ても矢張其後に随て行く様に仕込で有ますか、何でも太郎殿はリセリウ
街
(
まち
)
から馬車に乗たと
仰有
(
おっしゃ
)
ッた様でしたが」
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
爾々
(
そう/\
)
お前若しあの人の番地を覚えて居やア仕無いか、何でもお前も傍で聞て居たかと思たが女
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
次に又
最
(
もう
)
一本同じ位の毛をお抜なさい、イエナニ何本も抜には及びません唯二本で試験の出来る事ですから
僅
(
わずか
)
に
最
(
もう
)
一本です、
爾々
(
そう/\
)
、今度は其毛を前の毛とは
反対
(
あべこべ
)
に根を左り向け末を右向て
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
▼ もっと見る
お倉は手前の様な亭主に満足する女じゃ無い、今に見ろ何か間違いを
仕出来
(
しでか
)
すからとか其様な事ばかり言て居ました、
爾々
(
そう/\
)
夫ばかりでは有りませんよ昨年も老人とお倉さんと喧嘩をした事が有ます
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
爾
漢検準1級
部首:⽘
14画
々
3画
“爾”で始まる語句
爾
爾来
爾後
爾時
爾余
爾今
爾等
爾來
爾雅
爾迦夷