“仕出来”のいろいろな読み方と例文
旧字:仕出來
読み方割合
しでか98.8%
しでき1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
倅がこんなことを仕出来しでかす筈がない——という自分の考えに合槌がうってもらいたい——そうした欲求がむらむらっと起って来た。
情状酌量 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
今の話の様子じゃあ、それから又いろいろな面倒が起って、若いおふくろまでがなんぞの間違いでも仕出来しでかさねえとも限らねえ。
半七捕物帳:10 広重と河獺 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「なァンのぬし、年齢としばかりおッとって——、昨年なァ得知えしれンこつば仕出来しできゃァたもンだけん……」
冬枯れ (新字新仮名) / 徳永直(著)