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『冬枯れ』
ふりがな文庫
『
冬枯れ
(
ふゆがれ
)
』
この南九州の熊本市まで、東京から慌ただしく帰省してきた左翼作家鷲尾和吉は、三日も経つともうスッカリ苛々していた——。 朝のうちは、女房が洗濯を終るまで子守しなければならぬので、駄菓子店である生家の軒先の床机を出して、懐中の三番めの女の児をヨ …
著者
徳永直
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「中央公論」1934(昭和9)年12月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約48分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
凝
(
み
)
阿母
(
ふくろ
)
空
(
か
)
平常
(
かね
)
揺
(
ゆさ
)
肯
(
うな
)
絡
(
か
)
老
(
ま
)
端
(
ぱ
)
怖
(
おび
)
展
(
ひ
)
嗄
(
しゃ
)
焦
(
い
)
徴
(
かす
)
壮健
(
げんき
)
喘
(
あ
)
爺
(
じじ
)
日
(
ち
)
苛
(
い
)
切
(
せ
)
著
(
いちじ
)
傾
(
かた
)
悪
(
わ
)
微笑
(
わら
)
弾
(
は
)
俯
(
うつ
)
候間
(
そうろうかん
)
肥
(
こえ
)
懐
(
なつか
)
年老
(
としお
)
誰
(
だ
)
合槌
(
あいずち
)
喰
(
は
)
畔
(
あぜ
)
不可
(
いか
)
癒
(
いや
)
結
(
ゆわ
)
罵
(
のの
)
頬被
(
ほおかむ
)
冠
(
かむ
)
萎
(
しな
)
落
(
おち
)
弄
(
いじ
)
幼
(
おさ
)
襁褓
(
むつ
)
尻端
(
しりばし
)
塗
(
ぬり
)
遮
(
さえ
)
唸
(
うなり
)
喋
(
しゃ
)
一沫
(
いちまち
)
疲
(
つかれ
)
疾走
(
はし
)
獅
(
し
)
父
(
とっ
)
烙
(
あぶ
)
潜
(
ひそ
)
殆
(
ほと
)
止
(
よ
)
橋桁
(
はしけた
)
業
(
ごう
)
綴
(
と
)
曝
(
さ
)
暫
(
しば
)
義兄
(
にい
)
肥汲
(
こえくみ
)
肯
(
うなず
)
挺
(
てい
)
脱
(
と
)
度
(
たび
)
床机
(
しょうぎ
)
被
(
き
)
訊
(
たず
)
塞
(
ふさが
)
赫
(
あか
)
執拗
(
しつこ
)
軌
(
きし
)
喫
(
す
)
喚
(
よ
)
頤
(
おとがい
)
凹
(
へこ
)
仇
(
かたき
)
錆
(
さ
)
削
(
そ
)
二
(
ふ
)
雑
(
ま
)
吾
(
わ
)
呆
(
ぼ
)
降
(
くだ
)
陥
(
お
)
冠
(
かんむり
)
半程
(
なかばほど
)
逢
(
お
)
頬
(
ほ
)
咳
(
せ
)
隨
(
つ
)
馴染
(
なじ
)
剥
(
む
)
醒
(
さま
)
馬糞
(
ばふん
)