“候間”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
そうろうあいだ54.5%
そろあいだ27.3%
さふらふあひだ9.1%
そうろうかん9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新らしき敵現われ候間そうろうあいだ、御油断召さる間敷候まじくそうろう。堀織部正おりべのかみ殿恩顧の者共に候。
老中の眼鏡 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
私儀わたくしぎ柔弱にゅうじゃく多病につき、敵打の本懐も遂げ難きやに存ぜられ候間そうろうあいだ……」——これがその仔細の全部であった。
或敵打の話 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「六月二日音楽演習相催し候間そろあいだ同日午後一時より御来聴被下度候くだされたくそろ此段御案内申進候也そろなり」と書いてあった。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
騎兵ゆき過ぎんとして、あとなる馬上の、年若き人、言葉に力を入れ『……に候間そろあいだ至急、「至急」という二字は必ず加えざるべからず』と言うや、前なる騎兵、『無論、無論……』と答えつ、青年わかものの耳たてし時は二騎の姿すでに木立ちにかくれて笑う声のみ高く聞こえたり。
わかれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
とほからぬうちには歸京ききやうつかまつるべく候間さふらふあひだうだつてふの」といた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
鷲尾は帰郷するとすぐ、K警察へハガキを出しておいた。——家庭的用件ノタメ帰省候間そうろうかん此段御届及候也このだんおとどけおよびそうろうなり——。
冬枯れ (新字新仮名) / 徳永直(著)