“そろあいだ”の漢字の書き方と例文
語句割合
候間100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「六月二日音楽演習相催し候間そろあいだ同日午後一時より御来聴被下度候くだされたくそろ此段御案内申進候也そろなり」と書いてあった。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
あとなる馬上の、年若き人、言葉に力を入れ『……に候間そろあいだ至急、「至急」という二字は必ず加えざるべからず』と言うや、前なる騎兵、『無論、無論……』と答えつ
わかれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
せっかく御求め被下候くだされそうらえども少々大きく候間そろあいだ、帽子屋へ御遣おつかわしの上、御縮め被下度候くだされたくそろ
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)