“候哉”の読み方と例文
読み方割合
そうろうや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
拝啓、今年はだいぶ鱸(すずき)の魚鱗多く窺(うかが)われ、ほかの魚族も、よき潮模様(しおもよう)と相見え候ところ、近来さっぱり御途絶(おんとだえ)、いかがなされ候哉(そうろうや)、秋日(しゅうじつ)を卜(ぼく)し、御一釣(ちょう)おすすめ申上候
田崎草雲とその子 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
拝啓(はいけい)仕候(つかまつりそうろう)。陳(のぶれ)ば過日瘠我慢之説(やせがまんのせつ)と題したる草稿(そうこう)一冊を呈(てい)し候。或(あるい)は御一読も被成下(なしくだされ)候哉(そうろうや)。
恭(うや/\)しく持佛堂に請(しょう)じ入れて、深夜の御光臨は何御用にて候哉(そうろうや)と問うと、丞相の霊が答えて、自分は口惜しくも濁世(じょくせ)に生れ合わせて無実の讒奏を蒙(こうむ)り、左遷流罪(させんるざい)の身となったについては
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)