瘠我慢の説やせがまんのせつ03 書簡03 しょかん
福沢先生の手簡 拝啓仕候。陳ば過日瘠我慢之説と題したる草稿一冊を呈し候。或は御一読も被成下候哉。其節申上候通り、何れ是は時節を見計、世に公にする積に候得共、尚熟考仕候に、書中或は事実の間違は有之間敷哉、又は立論之旨に付御意見は有之間敷哉、若 …
作品に特徴的な語句
ならぴ のぶれ かさね あず いず まず かたじけなく せつ もって たく あるい 熟考じゅくこう 申上もうしあげ つもり 見計みはからい ぞんじ 拝承はいしょう 御漏おんもら おん 多忙たぼう 云々しかじか つき 何卒なにとぞ 別而べっして らん ただ 候也そうろう 極秘ごくひ 毛頭もうとう 毀誉きよ 此程このほど 無之これなく 時節じせつ 不計はからず 是亦これまた これ おい 頓首とんしゅ みだり 行蔵こうぞう 釈然しゃくぜん 輿論よろん 異存いぞん しる いた 被下くだされ 草稿そうこう 行為こうい なお 乍序ついでながら 事実じじつ 仕候つかまつりそうろう そうろう 候哉そうろうや おおやけ 其中そのうち 其節そのせつ 匆々そうそう 各人かくじん てい ただ 回音かいおん 如此かくのごとく 従古いにしえより 御座ござ 御意ぎょい 御示おしめし こころ 愚見ぐけん 慙愧ざんき ものう 所労しょろう 所見しょけん 批評ひひょう 拙老せつろう 拝受はいじゅ 拝啓はいけい
題名が同じ作品
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