“行蔵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうぞう90.0%
ぎょうぞう10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安房守昌幸は軍師としては当代ならぶ者なしという評をもっていたが、その行蔵(こうぞう)にはかんばしからぬ多くの過去がある。
日本婦道記:忍緒 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
平生の知己に対して進退行蔵(こうぞう)を公明にする態度は間然(かんぜん)する処なく、我々後進は余り鄭重(ていちょう)過ぎる通告に痛み入ったが、近い社員の解職は一片の葉書の通告で済まし
三十年前の島田沼南 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
「盧生(ろせい)が夢中に八十年の浮沈行蔵(ぎょうぞう)あり。ないし、かくのごとき一夢の前中後、冥顕(めいけん)の異あれども、盧生が身は一貫せり。生死相隔てて幽明別なれども、神識(じんしき)一貫して滅せず。三世に相続して昇沈無窮なり」
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)