“鄭重”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ていちょう94.0%
ていちよう4.2%
ていちやう1.2%
たいそう0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
という鄭重ていちょうな辞令に接した。しまったと思ったが、もう追っ着かない。親しい同僚はみんな同情して、その代表者が見舞いに来てくれた。
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
どうか斯う云ふ貴重品は鄭重ていちように扱つて、縱令たとひそれに改正を加へると云ふにしても、徐々に致したいやうに思ふのであります。
仮名遣意見 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
だが結果はその兩點で私が間違つてゐたことを示した。彼はまつたく平生いつもの態度で、または近來の彼のいつもの態度——ひかへ目な鄭重ていちやうさでもつて私に話しかけた。
四十もんにてかひ炮烙はうろくにて是をいり金紙きんがみに包み鄭重たいそうらしくしておつねに密とわたしければお常はよろこ金子きんすを玄柳につかはしおくま倶々とも/″\あつく禮を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)